悪質な借金の取り立て被害の実態

悪質な借金の取り立てによって、どんな被害が想定されるのかを解説いたします。
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悪質な借金の取り立て被害の実態

借金の取り立てというものは、いつの時代も厳しいものです。近年では法律の改正により、悪質業者の常套手段だった恫喝的な取り立ては、全面的に禁止されるようになりました。しかし、それで悪質な借金の取り立てが根絶されたわけではありません。むしろ巧妙化して、かつ凶悪化しているのが実態です。

 

では、どのような悪質行為がまかり通っているのでしょうか。もちろん、借金を返せと怒鳴り込んだり、債務者に直接暴力を振るうと行ったことは少なくなりました。代わりに、陰湿な方法で債務者を追い詰めようとします。

 

代表的なものは、電話による督促です。電話というのは重要なライフラインですし、携帯電話やスマートフォンであれば、肌身から離さず持ち歩くものです。そこを狙い目として、四六時中電話による借金返済の催促を繰り返すようになります。債務者は借りた弱みがありますから、電話に出て平身低頭することになります。そうした応対というのは心身をすり減らしていきますから、ますます追い詰められていくわけです。また、電話番号を何度も変えてかけてきたり、仕事中や真夜中でも構わずかけてきたりしますから、心の休まるヒマがありません。

 

こうした悪質業者の狙いというものは、ライフラインを使い物にならなくして孤立化させ、無力感にさいなまれるように仕向けることにあります。そうすれば、精神的に支配できるようになるので、悪質業者にとっては都合のいい存在となるのです。

 

こうした悲惨な実態というのは、枚挙に暇がありません。より債務者の自尊心を毀損するべく、周囲の人間を巻き込むことすらあります。陰湿な手段として、クレームを利用するという方法があります。とはいっても、債務者の仕事先に赴いて、因縁をふっかけるようなことはしません。むしろ債務者を騙ってクレームを入れ、家まで謝りに来いと言い放つのです。もちろん、債務者本人は見に覚えのない来客に混乱します。こうして精神的動揺を誘って、心のバランスを崩すように追い込んでいくのです。

 

悪質な取り立てによって、精神的に支配された債務者は、ときには別の債務者への取り立て役となることさえあります。このような実態を踏まえ、悪質な業者に絡まれたときは、弁護士などの専門家に頼むことが賢明です。警察では介入が難しい事柄であっても、専門家ならば法律を基に守ってくれます。同時に、悪質な督促などを差し止めることもできますから、生活の安心を取り戻すことができるのです。

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